周年記念品

創立や設立から、十年、五十年、そして百年。
周年は、事業を続けてこられたという事実そのものが、何よりの財産となる節目です。
その歩みを社内外の方々と分かち合い、これからへの感謝と決意を形にするのが、周年記念品です。

とはいえ、いざ準備を任されると――あるいは代表者様ご自身が手配されることも、決して少なくありません。「何を、どの予算で、どんな言葉を添えて贈るのか」。お忙しい代表者様・ご担当者様に代わり、その準備が円滑に運ぶよう、松美堂がお手伝いいたします。

「設立」「創立」「創業」の使い分け

周年記念では、表書きや挨拶状で使う言葉を、自社の成り立ちに合わせて選びます。
言葉を取り違えると、せっかくのお祝いがちぐはぐな印象になりかねません。

  • 創業 ― 事業を始めたこと。個人・法人を問わず使えます。
  • 創立 ― 団体や組織を初めて立ち上げたこと。
  • 設立 ― 法人として登記し、会社を立ち上げたこと。

自社の周年であれば「設立〇周年」「創立〇周年」、創業の年から数える場合は「創業〇周年」とするのが一般的です。自社の会社案内や登記の記載と、表書きの言葉を揃えておくと安心です。

周年記念品の目的

周年記念品は、単なる「配りもの」ではありません。大きく三つの役割があります。

一つは、社員様への感謝です。
今日まで事業を支えてきたのは、ほかでもない働く人々です。節目に形ある品を贈ることで、日頃の労いと、これからも共に歩む意思が伝わります。

二つは、お取引先・お客様との関係の確認です。
長く続いた信頼への御礼を、品とともに届けることで、次の十年へのご縁を結び直すきっかけになります。

三つは、企業そのものを伝えることです。
名入れやデザインに自社らしさを込めた品は、受け取った方の手元で、静かに会社の存在を語り続けます。

いくらで贈るか(ご予算の目安)

周年記念品のご予算は、社内規定やお贈りになる範囲によってさまざまです。松美堂では3,000円台からの商品もご提案しており、名入れを施した節目の記念品が、ご好評をいただいております。社員様宛であっても10,000円前後の品をお選びになる方も多く、いわゆるノベルティとは一線を画した、節目にふさわしい品が選ばれています。

  • 3,000円台〜:名入れを施した、節目の記念品として
  • 10,000円前後:社員様・お取引先への、感謝にふさわしい品として
  • 10年・20年・30年…といった大きな節目:10,000円前後の品を選ばれる例が目立ちます

大きな節目では、社員様への感謝とあわせて、お取引先・お得意先へも同様にお贈りになることもございます。とりわけ創業50年・70年・100年といった大きな節目には、日本の工芸品を選ばれることも多く、長年の歩みを刻む品として、名入れができる商品が人気です。

なお、お名入れ代は別途となり、版代(セット代)とお名入れ代がそれぞれご請求に加わります。ご予算の中で、お名入れの有無や商品をお決めになるのも一つの方法です。あわせて、のし・包装・配送までを含めてお見積もりになると、後の食い違いを防げます。

また、周年記念品では、お届け後の追加注文も承っております。配布数が直前で増えた場合などにも、ご相談ください。

※記念品の評価額が10,000円を超える場合、給与課税の対象となることがあります。詳しくは下記のNoteをご覧ください。

— Note : 税務担当の方へ —

周年記念品と「給与課税」の境目

従業員へ贈る周年(創業)記念品は、一定の要件を満たせば給与として課税されません。国税庁の取扱い(No.2591)では、おおむね次のように整理されています。

  • 社会一般的にみて、記念品としてふさわしい品であること
  • 処分見込価額が10,000円以下(消費税を除く)であること
  • 創業記念のように一定期間ごとに行う行事は、おおむね5年以上の間隔で支給すること

一方で、注意したいのが「現金に近いもの」です。
現金・商品券・プリペイドカードは、金額にかかわらず給与として課税されます。
本人が自由に品を選べるカタログギフトも、その価額が課税対象とされています。

「換金できない、選ばせない、現物で贈る」。
この三点を押さえておくと、税務と運用が齟齬なくつながります。具体的な判断は、顧問税理士や所轄税務署にご確認ください。

記念品としての工芸品

工芸品は、周年記念品との相性が良い品目です。
企業が選んで現物で贈る工芸品は、換金を前提とせず、記念性や象徴性が重んじられます。社会通念上ふさわしい範囲であれば、上の要件にもなじみやすい品といえます。

「選ばせる」のではなく、「選んで贈る」。
その姿勢そのものが、周年というハレの節目に、静かな品格を添えます。

避けたほうがよい品・言葉

お祝いの席では、縁起の上で控えたほうがよいとされる品や色があります。慣習であり絶対の決まりではありませんが、相手の受け取り方に配慮するなら、押さえておくと安心です。

  • 赤い色・火を連想させる品 ― 「赤字」「火事」を想起させるとされます。
  • 刃物 ― 「縁を切る」に通じるとされます。
  • 櫛(くし) ― 「苦」「死」の語呂から避けられます。
  • 日本茶 ― 弔事で用いられることが多く、お祝いには不向きとされます。

また、式典で手渡す品は、持ち帰りやすさへの配慮も大切です。かさばる品・重い品は、参加された方の負担になることがあります。

For Anniversary
周年記念品に、選ばれている品

毎日使えて、節目の歳月がそっと残る。
名入れにも対応した、周年の記念にふさわしい品をご紹介します。

名入れ例 -周年記念-

名入れイメージ

周年記念品では、次のような内容で名入れされることがあります。

  • 会社名・店名
  • 設立(創立・創業)〇周年
  • 周年ロゴ・記念ロゴ

プライベートでも使う品では、名入れが目立ちすぎないよう配慮すると、長く使っていただけます。個人名や日付を入れるかどうかは、配布の範囲や用途に応じて判断されるのが一般的です。

表書き例 (熨斗)

熨斗のイメージ
  • 〇周年記念
  • 設立〇周年記念 / 創立〇周年記念
  • 御礼(お取引先・ご来賓へ)

水引は、紅白の蝶結びが用いられることが多くあります。何度繰り返してもよいお祝いごとに用いる結び方です。

添え状 文面例(挨拶状)

添え状のイメージ
拝啓

このたび弊社は、おかげさまで設立〇周年を迎えることとなりました。
これもひとえに、皆様の長きにわたるお引き立ての賜物と、心より御礼申し上げます。
つきましては、感謝のしるしとして、ささやかな記念の品をお贈りいたします。
今後とも変わらぬご厚誼を賜りますよう、お願い申し上げます。

敬具

※実際の文面は、自社の表現や贈る相手(社員様・お取引先)に応じて調整されます。

お見積り・ご提案について

お見積りをいただければ、挨拶状・のし紙・お名入れ内容まで整えてご提案いたします。
社内のご稟議や役員会でのご検討資料としても、そのままお使いいただけます。

本体・箱・付属品へのお名入れについて

贈る商品がお決まりの場合は、ご希望の商品をお知らせいただければ、お名入れ案をお作りしてお送りします。あわせて、入れたい文字・ロゴ・マークをお伝えください。

商品がまだお決まりでない場合も、ご予算や、お渡しになる社員様の年齢層・人数などをお聞かせいただければ、品物選びから弊社にてご提案いたします。

ロゴデータをお持ちでない場合は、御社ホームページ上のロゴを参考に、サンプルとしてお名入れ案をお作りすることも可能です。

お見積りも、お名入れ案の作成も、無料で承ります。
商品がお決まりでない段階でも、ご相談を承ります。

メールで相談する
info@syoubidou.co.jp

お電話でも承ります 0120-50-0031(平日9:00〜17:00)

最後に

周年記念品では、
「どの言葉で祝うのか(設立・創立・創業)」、
「どなたへ、どのように贈り分けるのか」、
この二つを先に整理しておくと、品物選びも、添える言葉も、ぐっと進めやすくなります。

節目を、これからの十年へつなぐ一日に。
その設えの一助として、工芸品という選択肢もいかがでしょうか。